日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

idea

ドイツのある州の教育目標

帰りの電車の中でTwitterで「お!」と思うTweetを見て反応。 日本でのぐだぐだの状況を見ていつも思い出す、ドイツのある州の教育目標。「99人がイエスと言っても、1人でもノーと言えるような人を育てること」— nakanemisa (@asimasik) September 21, 2013 …

ジーン・レイヴ『日常生活の認知行動』を読んだ

ジーン・レイヴ『日常生活の認知行動』を読了。難しかった…w 学習転移にすごい興味があるのです。数学的なスキルの日常生活での利用を研究したもの。数学に限っちゃうと狭いんだよなあ。思考スタイルって、教えられるのだ、というのを認知的な面から研究し…

「国民の力で国家間の憎しみを減らせるか」から考える

Twitterで、いいエントリーを見つけた。まずはTweetから。 これすごい。イスラエルのデザイナーが「私たちはイランの人が好きです」というポスターを作ってFBにアップしたら。。。国が戦争で儲ける人たちに動かされるなら、市民は個人で国を超えた友好関係を…

『ナリキン!』、おもしろいし、勉強にもなりそう

鈴木大四郎『ナリキン!』の1巻から4巻まで、一気に読了。おもしろかった。中学生棋士が、同時にプロサッカー選手となるストーリー。サッカーの中に将棋の戦術が入ってくるのがおもしろい。サッカーのプレイヤーごとの特性、ポジションごとの特性って、将棋…

ボードゲームと教育について、いい言葉

一日中、家で仕事。朝から、海外出張のホテルを予約。いよいよ、だな。まあ、イベントの方はいいとして、カンファレンスの方は、タフな話になるのがわかりきっているので、けっこう憂鬱です、正直。 外部とのやりとりでものすごく苦労をしているこの現状です…

UNHCRのゲーム「My Life as a Refugee」をプレイしてみた

ちょっと前にインストールしてあったUNHCRのゲーム「My Life as a Refugee」をプレイしてみた。 最初にキャラクターを選ぶ。 で、そのキャラクターの身の上におこるさまざまなイベントで、意思決定をしていく、というスタイル。シリアスゲームとしてけっこう…

「半澤直樹」「7つの会議」もいいが、『海賊と呼ばれた男』は教材にもよくない?

『海賊と呼ばれた男』を読んだ ここ1週間ほどで、百田尚樹『海賊と呼ばれた男(上)』『海賊と呼ばれた男(下)』を読了。こないだ義実家に行った時に、「これ読みました?おもしろいですよ!」義父からお薦めされて、「まだ読んでないです!読み終わったら…

ブルース・D.ペリー『子どもの共感力を育てる』を読んだ

大学時代の友人、かめから薦められて、ブルース・D.ペリー『子どもの共感力を育てる』を読了。たくさんのダメ親のケースを紹介されて、自分の子育てが心配になりました…。「共感力」は、たしかに身につけてほしいスキルではあるよねえ。 仕事柄、じゃあ、共…

教育においては、言葉は本当に大事だな

菊池省三・関原美和子『菊池先生の「ことばシャワー」の奇跡 生きる力がつく授業』を読了。 菊池先生の「ことばシャワー」の奇跡 生きる力がつく授業作者: 菊池省三,関原美和子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/10/04メディア: 単行本(ソフトカバー)こ…

木暮太一『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』を読んだ

木暮太一『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』を読了。非常におもしろかった。どうやって給与が決まっているのか、という部分をマルクスなどを引用しながら紹介をされていたり、「お、難しめ?」と思ったら、全然そんなことなく。 僕たちはいつま…

「パズルをいかに教えるか」が難しい

朝から、りえすけが仕事に行ったので、長男S氏と家事をしたり、床屋に行ったり、遊んだり、とまったり。 最近、「ゲーム考えたからしようよ!」と言われることがときどきある。5歳児、自分たちでルールを決めて遊べるようになってくるお年ごろですからね。マ…

UNHCRが出したアプリ「My Life as a Refgee」

世界中の難民の境遇を体験しよう! 国連の難民支援機関「UNHCR」のアプリ「My Life as a Refugee」 | トジョウエンジン あとでインストールしてやってみる。シリアスゲーム的な感じなのだろうか。こういうのも学校の授業で使えたりするかなあ。

真田太平記✕地政学とかのコンテンツってできないかな?

埼玉までの道すがら、池波正太郎『真田太平記 (2)』を読了。長男の信幸がかっこいいよ。信濃と北関東、近いのだなあ、と思った。真田の庄と春日山も行ったり来たりの描写が出てくるが、これも近い。川中島の戦いとかも、地理感覚がもっとあると、見え方がず…

かんたんロジカルシンキング

下地寛也『コクヨの5ステップかんたんロジカルシンキング』を読了。ロジカルシンキング、本当に簡単に説明をしてくれている本。いいと思います、こういうの。国語の時間とかで教科書として使えそうだなあ、と思ったり。 ちょうどいま、小学校6年生のプレゼン…

「グローバル人材」ってどんなのか?

「グローバル人材」を育てないとダメ、というのが本当に多く言われているわけですが、それって英語を話せるっていう問題じゃないからね…と本当に思うのです。英語力なんて、後からでもある程度はついてくるから焦らなくてよくって、それよりももっと、学校と…

『関大初等部式 思考力育成法』を読んだ

関西大学初等部『関大初等部式 思考力育成法』を読了。関西大学の初等部で行なわれている、「考える達人」になることを目指す教育について紹介している本。概念的なものではなくて、きちんと「どういうことを考えられればいいのか」という学習目標を設定して…

「地理と文化の新しい関係 : 宇野 常寛 at TEDxTokyo」、おもしろい!

やっと見られた宇野常寛さんのプレゼン「地理と文化の新しい関係 : 宇野 常寛 at TEDxTokyo (日本語)」。オンラインとオフラインの関係。場の持つ意味。おもしろい。「学び」や「教育」にも同じ枠組みを当てはめて考えてみると楽しそうだなあ、と思った。 T…

英語力ってそういうことよね

ああ、そうだなあ、と思わせられたツイート。 「素人が超一流の名刀を持っていれば、しょぼい剣をもった達人に勝てると思っているなら真剣勝負をなめていると思わないだろうか?英語でのビジネス勝負もそれと完全に一緒である。完璧な英語力・・」 yokichi.c…

内藤朝雄『いじめの構造 なぜ人が怪物になるのか』がとてもよかった!

内藤朝雄『いじめの構造 なぜ人が怪物になるのか』と関係していて、いいタイミングで読んだなあと思った。いじめについての書籍は、ルポルタージュ系のものだけじゃなくて、「それってどうして?」って理由をつきつめて、いじめの起きない対策をきちんと考察…

東京造形大学の2013年度入学式 諏訪学長による式辞 「経験という牢屋」

東京造形大学の2013年度入学式 諏訪学長による式辞がネット上で話題になっています。テーマとしては「経験という牢屋」。以下、途中の部分を抜粋。 本日は、学長というよりひとりの卒業生として、私が学生時代に体験したことを少しお話ししてみたいと思いま…

ボードゲームを教育に使う(『学校を変えれば日本は変わる 強い国・日本は公立改革で生み出す』より)

中原徹・伊藤大貴『学校を変えれば日本は変わる 強い国・日本は公立改革で生み出す』を読了。さまざまな教育問題について、大阪府教育長に就任された中原徹さんと、元ジャーナリストで横浜市議の伊藤大貴さんが語り合うスタイルの本。おもしろい。最新トピッ…

教育は国家のグランドデザインを実現する仕組み作り

立花隆『天皇と東大(下)』を読了。いかに国体思想を国民に刷り込むために、東大という権威が使われていたのか、という部分、怖いわ…。教育はどんな国民を育てるのかに直結する仕組み。だからこそ、国家のグランドデザインが必要。で、そのグランドデザイン…

倫理の授業をドラマを使ってするアイデア

仮面ライダー龍騎の37話と38話をYouTubeで見た。テーマとしては、大勢を救うために一人を犠牲にすることは正当化されるのか?このテーマ…マイケル・サンデルか!(笑) 「たとえ世界中を敵にまわしても、生きていてほしい人がいる」、こうした個の思いが歴史…

INSTITUTE of PLAY に興味がある

INSTITUTE of PLAY*1が、サムスンとコラボしているビデオ。おもしろいなあ。A new way to learnか。ここで生きていくのも悪くないな(←偉そうに…笑) [GALAXY Note 10.1] A new way to learn with ...INSTITUTE of PLAYは、SIM city EDU*2を作っていたりもす…

今井翼のスペイン語、すごいね!フラメンコもすごい!

夜、保育園に長男S氏をお迎えに行く。いよいよ最上級生。お迎えのときの教室は、年中と年長が一緒に待っているので、上の学年が抜けたわけで、なんだか教室の様子もずいぶん幼くなった。家に帰ってから、「笑ってこらえて」のスペシャルを見た。今井翼のフラ…

「グローバルな人材」のロールモデルの形

加藤嘉一・古市憲寿『頼れない国でどう生きようか』を読了。まったく真逆な感じの2人だなあ、と思いながら読み始めたのだけど、なんだかいい取り合わせだったかも。 加藤さん、中国でジャーナリストをやっている人、というくらいしか認識がなかったのだけど…

印象派歴史学って、勉強してみたいな

北川智子『ハーバード白熱日本史教室』を読了。おもしろかった。ハーバード大学の人気講義になっている北川さんの日本史講義を紹介しています。北川さんがとなえている、印象派歴史学、というのがとてもおもしろいな、と思いました。 印象派歴史学= これま…

平田オリザ『わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か』、おもしろかった!

平田オリザ『わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か』を読了。非常におもしろかった。 わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)作者: 平田オリザ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/10/18メディア: 新…

「デジタルゲームの面白さ分析ワークショップ」に参加

Ludix Lab主催の「デジタルゲームの面白さ分析ワークショップ」に参加してきました。おもしろかった。講師は「もじぴったん」プロデューサーで神奈川工科大学特任准教授の中村隆之さん。 ゲームが人を夢中にさせる仕組みは?ということを、完成されたものを…

『コミック版 100円のコーラを1000円で売る方法』

永井孝尚,阿部花次郎『コミック版 100円のコーラを1000円で売る方法』を読了。おもしろかった。コミック版とバカにするなかれ、と、オリジナルを読んでいないからなんとも言えないけれど。こういうコミック版が、もっともっと低年齢向けに、良い感じにスト…