日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

かがやに行ってきた。最高だ。

今月の十日会で、なんと復活から20回目らしい。すげー。ということで、スペシャルに…。新橋のかがやさんに行ってきました。十日会の後輩の1人が行って、「おもしろかった!」とFacebookに書いていたのを見て、これは行かねば、と行ってきました。デイリーポータルZでも紹介されています。これ、でも、記事を読むだけではわかんないね。爆笑の時間だったよ…本当にすごかった。笑いすぎて苦しかったもん。
そもそも、この脱力系の看板が…。そして階段を下りていくと、意外と小さなお店。僕ら12人で予約をしていて、その前にすでに2組が飲んでました。

いつも十日会は遅れてくる人間がいるので、だいたい先に始めるのですが、そのあたりから「先に始めて下さい」と言うと、「本当に大丈夫ですか?なんで待ってないんだよ〜ってキレられませんか?」と訊かれる。「大丈夫」と行ったそばから一人遅れてくると、「私は大丈夫ですか?って止めたんですよ」と速攻で裏切られる(笑)
そして出てきたメニューがこちら。コースはあるけど、一つしか選べないらしい。普通にオーダーしようと思うと、「今日はミュージカルDayなんだよ〜♪歌って、注文してね〜♪」と朗らかに歌われるので、来たばっかりの先輩にムチャぶりすると、見事歌いあげてくれて無事にオーダー。あ、ちなみにこのメニューはジャポニカ学習帳に書かれてます。

箸置きは、一人ずつ選べるのだけど、僕はアシュラマンをチョイス。そしたら、「アシュラバスター!」と言いながらお箸を置いてくれた(笑)すべての箸置きにネタが用意されている…プロだ…。おしぼりはアンパンマンが運んでくるしね。

そして、ドリンクは種類の他に、「持ってき方」を選べる。アメリカとかフランスとかブラジルとか…。いやー、これがもう衝撃だし。テディベアが運んでくるのが「イギリス」。「フランス」をオーダーしたら絵描きさんになってマスターが出てくるし…。そして、さらさらっと絵を描いてくれるのだけど、無駄にうまい(笑)


小さいお店なので、他のテーブルのオーダーへのネタも全部見ることができるので、一大エンターテイメント空間になってます…。楽しすぎる。新しいお客さんが来る度に新しいネタが見られるのですよ。外国人の人たちも来てて、撮影もしてました。もちろん、下ネタも交えてマスターが絡みまくるので(まったく空気を読まずに)、嫌いな人は嫌いかも。(実際、すぐに出ちゃった人たちもいた)

あと、各テーブルでの会話についてもけっこうちゃんと聞いていて、そのテーブルで出ていた名前とかネタを、さり気なく自分のネタの中に紛れ込ませてます。それがまたおもしろい。オーダーをしたテーブルの人たちはさっぱりわからないんだけど、わかるテーブルではそれで大爆笑、みたいな。いやー、プロの技を見たわ…。

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社会を変えるには/社会が変わるとき

たまたま、社会が変わる、というテーマに関連した本を2冊、相次いで読み終わりました。
小熊英二『社会を変えるには』を読了。なんと分厚い講談社現代新書(笑)でもまあ、小熊先生の本が分厚いのは慣れているぜ。社会を変えるってことはどういうことなのか、ということを歴史を追って見ていく。この本を教科書にするな、と書いてあります。

社会を変えるには (講談社現代新書)

社会を変えるには (講談社現代新書)


ティム・ウー『マスタースイッチ 「正しい独裁者」を模索するアメリカ』を読了。ラジオ、映画、テレビなどは、もうれっきとした正統派メディアで、それに対してインターネットが新メディアで自由、みたいな見方があるわけですが、ラジオだって映画だってテレビだって、もともとこんなふうな業界じゃなくて、ものすごく自由だった時期があり、それがどうやって今のようになったのか、というのを追いかけていく本。とても刺激的。おもしろかった。
ネットに対する規制など、「今、ちゃんと反対の声をあげておかなければ!」という論調を、けっこう醒めて今まで聞いていたのだけど、たしかにそうかもしれない、と思いました。だんだん、縛られて、気づいたら絡め取られて動けない、となっていては遅いのですよね、当然ですが。
マスタースイッチ  「正しい独裁者」を模索するアメリカ

マスタースイッチ 「正しい独裁者」を模索するアメリカ