日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

両親の話

大学の頃、牧子が「本は買って読め、家は借りて住め」って言ってたっけな。何だかそれを地でいく自分の生活にちょっと笑う。オンライン書店bk1を使って本を衝動買いしまくり。やまだないと『西荻夫婦』を読了。やまだないとって初めて読みましたが、おもしろかった。「子どもを持たない」ということについて書いてある一節で「わたしがうしろめたいのは、わたしたちの両親に対して」と言っている。「私たちのために確実に、自分の時間を費やしてくれたその人たちにもらった時間を、わたしたちときたら、まるきり自分のためだけに使っているのだから。」…う〜ん、そうかあ、そういう見方もあるんだなあ。
大学生の頃、部屋を掃除していて両親の大学時代のラブレターを偶然見つけてしまったことがあります。なんだろ、これ?と思ってちょっと読んだら、そこには僕にとっての父と母という形ではない両親が垣間見えて(いや、はずかしくてすぐに箱にしまっちゃったけど)、うれしかったのを覚えています。僕と弟は育て上げてもらって家を出て、最近では両親と個人として話をしてる。それがすっごくうれしいし楽しい。育てる育てられる関係を終えて、新しく築いた両親との関係はすっごい心地よいですね。さて、今年は何回実家に帰れるかな(笑)。なるべく帰るようにします。
話が脈絡なく飛び続けてますね、まあいいでしょう。勝手に手紙読んで、しかもこんなところに登場させてごめんなさい>ちちはは。

西荻夫婦 (フィールコミックスGOLD)

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