関が原から幕末へ
行きの電車の中で、池宮彰一郎『島津奔る(下)』を読了。関が原で、最後まで一兵も動かさず、勝敗が決してから徳川家康の本陣前を突っ切って国許へ帰った薩摩の物語。上巻に続けて、これまた恐ろしく壮絶です。これを考えると、幕末まで脈々と流れているのだなあ、と感じます*1。漫画で、みなもと太郎『風雲児たち』という幕末を舞台にした漫画があるのですが、この1巻は関が原から始まるんです。そうだよねー、ここがスタートだねー。
まあ、何にせよすごい島津がかっこよく、テンションが上がる小説でした。研修前に読んだのはよかったかも(笑)
- 作者: 池宮彰一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/05
- メディア: 文庫
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