日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

悲惨な時代

もりたなるお『昭和維新―小説五・一五事件〈上〉』を読了。血盟団事件五・一五事件前後あたりを描く小説の前半部分。農村と都市部が舞台になっていますが、ただただ悲惨。こんな世界は…いやだ。こんなふうな社会になったら自分はどうするだろう。家族のために何ができるだろうと考えてしまう。子どもみたいな感想になるけど、こんな時代・社会・世界に生まれていない僕らは幸せなのだと思う。でも、たった75年前の出来事。うちのじいちゃんは、この時代を生きていた。

昭和維新―小説五・一五事件〈上〉

昭和維新―小説五・一五事件〈上〉