日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

これがwebのおもしろさだと思う

仕事でリサーチをかけていたときに、「課外授業 ようこそ先輩 為末大の回がスリッパで走り回りたいくらい気がふれるほどよかった。 - ksk.me.uk@はてなくしょん」を見つけた。「ようこそ先輩」は大好きな番組だけど、この回は見たことがなかった。で、エントリーの中で紹介されていた内容にびっくり!別アカウントでブックマークはしたのだけど、あらためてじっくりと読んでみた。いや、本当に為末さん、すごいな。教育の、壁を乗り越えさせる仕組みをしっかり理解している人の教え方ですね。子どもたちにとっては、何よりも努力→成果の流れを体験できるのがすばらしい。ちょっとだけやってみて「無理」とかすぐ言う子に、「やってもできないかもしれないけど、やらなきゃ絶対にできない。やれば近づく」ということを、実感させているすばらしい授業だよなぁ。こういうのを読むと、本当にすばらしい教育者が、学校以外にもたくさんいるのだ、と実感させられます
それと、もう1つとてもいいな、と思ったことは、この教え方は為末さん以外でもある程度教えられそうだということ。「ようこそ先輩」のいいところであり悪いところは、属人的なスキルが授業をすばらしいものにするが、それを誰でもが再現できない、ということだと思っている。やっぱり、いい教育コンテンツが、日本全国津々浦々でどんどん誰にでもできるようになることがすばらしいと僕は思うのです。カリキュラム書きを仕事としてる人間としてはさ。
そんなことを思っていると、この為末さんのエントリーを書いたid:kskmeukさんが、「ありがてぇ!ありがてぇ!」にて、以下のようなエントリーをあげています。

 上記に関連して、 課外授業 ようこそ先輩 為末大の回がスリッパで走り回りたいくらい気がふれるほどよかった。 - くるえるはてなくしょん こちらなのですが、結構心から驚いたのだけど、今日になってまたブクマされてたようなのです。
 そのエントリはあの本当に賞賛されてしかるべき超名作だったあの回の番組をみたら、勢いで必死で書いたエントリだった。正直、ときどき直すのだけど、はてダの改行とか記法とかもあまり把握してない頃でそもそも、あまり読みやすくはないのだけれど、それでも、突然ブクマされて、感謝(驚)を一番はじめに体験できたわけなのです。
 何と言うか、いいものを作り出すのにはある程度の衝動とかが、いるのだということと、いいコンテンツはほっといても波及して、多方面に影響がとんだり、及ばずながら貢献できたりすることがあるんだなということで、あれがなかったら、今もここでこうしてエントリーをだるだる書いてるなんて事はなかったかもしれない。

そうなんですよね!これがwebのおもしろいところですよね!僕は、id:kskmeukさんがこうしてエントリーをあげてくれていなかったら、この為末さんのすんばらしい授業を知ることなかったわけだから、大感謝ですよ!ああ、webで繋がるって、気持ちいい。