暑さ対策に涼しくなる本
辻村深月『冷たい校舎の時は止まる(上)』を読了。いま、月刊マガジンで漫画化されて連載中です。たまたま読んで、すごい引き込まれちゃったんだよね…。で、昨日、図書館に行ったら上中下と3冊そろっていたので、一気に読もうと思って借りてきた。やはりコミックでは端折られている部分も多い。
大まかなストーリーは、ある雪の日に学校に閉じ込められる高校のクラスメート8人。誰もいない校舎っていうシチュエーションだけで不気味なのに、学校の外に出られなくなり、ケータイも繋がらない。時間が2ヶ月前に起きたクラスメートの自殺のあった時間で止まり、8人全員が死んだクラスメートの名前を思い出せない。8人の中の誰かが死んでいる?という話。ランゴリアーズ事件、というのが説明され、自分たちは自殺した人の心の中に閉じ込められたんじゃないのか?ということが語られる。そしてラストでは、8人のうちの1人が襲われる。こえー。
この上巻では誰が自殺したのか、まったくわからないまま…。怖い、というか気持ち悪い(笑)でもやめられない。夏に読むにはいいかもしれない、です。行き帰りの電車で読み終わった。なんか、すっごい引き込まれ方。怖いのに、読み止められないんだよ…。明日は中巻に行きます。
- 作者: 辻村深月
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/06/08
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 40回
- この商品を含むブログ (131件) を見る