大好きな本屋の話
永江朗『菊地君の本屋』を再読了。菊地君は、遊べる本屋、ヴィレッジヴァンガードを作った人。ビリヤード台に本が並んでいたり、バイクの本の横にバイクが置いてあったり、JAZZの本の横に大きなジュークボックスがあってその隣にJAZZのCDが売られていたり、読めない文字のマンガが置いてあって「怖い兄ちゃんに買わされちゃいました…。読むな!感じろ!」ってPOPがついていたり、宇宙食が売られていたり、とにかくぐちゃぐちゃで大好きなあのお店を作った人の本。最近、行ってないなぁ。なぜ、このタイミングでこの本か、というと、本屋を舞台にしたカリキュラムを書いているからでした。
ヴィレッジヴァンガードは、本屋の常識をぶっ壊している本屋ですが、実は叩き上げの本屋さんなのですね。奥さんと一緒にヴィレッジヴァンガード始めたんだけど、奥さんも元書店員だって。
「本屋で仕事を一通りやれば、どの棚にどんな本があるか、絶対に分かるようになる」って書いてありました。ああ、そういうのもいいなあ、と思った。もしも生まれ変わったら、本屋さんか図書館でバイトをしたい、と思っています、僕。
というところで、タイミング良くサイトリニューアルのお知らせが。ヴィレッジヴァンガード オンラインなんてものがあるのですね。
- 作者: 永江朗
- 出版社/メーカー: アルメディア
- 発売日: 2000/05
- メディア: 単行本
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