職業をエンターテイメント色で紹介
今週はなんだか本をたくさん読めたぞ。月曜日、ネットでいろいろ評判になっていた大場つぐみ『バクマン(1)』を読了。なんだか、現代版「マンガ道」という感じがして好きなのですが。週刊少年ジャンプがどんな仕組みでできているのか、漫画家になるってのがどんなことなのかを細かく描写してあって、非常におもしろい。こういう感じに、いろんな職業がエンターテイメントとしてしっかりした形で若い人たちに流通すれば、もっともっとおもしろいのに、と思った。
例えば、パートタイマーの日常とか、共働き夫婦の日常とか、出世できない平社員とかさ、ヒットを埋めない企画職の人たちとか、飛び込み営業を毎日繰り返すセールスレディとか…どうでしょう?あとは、学校の先生の裏側、ってのも同じテイストで描いてもらったら楽しいと思うな。女子高での男の先生の日常とかって、けっこうおもしろそうなのではないかと思う。外から見るのと実際にやるのとでずいぶん違うから。
- 作者: 小畑健,大場つぐみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/01/05
- メディア: コミック
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