日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

旭山動物園、感動

そして、最終目的地である旭山動物園へ。富良野から旭川までもなかなかの道のり。でもまあ、景色は雄大な感じだし、気持ちいいです、とても。
旭山動物園へ着くと、何て言うか、動物園をぐるりと取り囲んだ駐車場が、壮大な客引き合戦をやっている感じ。なんというか、アジアの空港で群がるタクシー運転手を思い出したよ。
西門から入ったので、目の前がペンギン館。ペンギンがたくさーん!しあわせー。冬でないから散歩したりはしないけどね、でも、かわいいことにはかわりないのです。
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ペンギン館は、中に水中トンネルがあるので、ペンギンが泳いでいるのを下から撮れたりします。上の写真は、ペンギンのお腹ですよ。下から撮ったのです。
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長男S氏は、動物を見て喜ぶ、というのもそうだけど、広々とした動物園を歩き回る。好き勝手に。「こっち行くよー」とか、聞いちゃいないから(笑)でもま、こうして楽しんであちこち歩き回ってくれるのはいいことです。今は動物よりも車とかの方が好きなので、園内を走っているミニバスにつられちゃうのよね(笑)
ペンギンの他には、エゾシカやオオカミなどなど見ましたが、どこをとってみても感じるのは「手作り感」と「メッセージ」。手書きで、自分たちで工夫をして書かれた説明は、学名みたいなものをとおりいっぺん書くのではなく、いまその動物が置かれている状況がどんなものなのか、どうしてそうなってしまったのか、そこに人間はどう関わっているのか、みたいなものも含めて考えさせている感じ。
これなら、単純に「動物かわいー!」と来てくれたお客さんが読んで、メッセージに触れることもできる。逆にメッセージばかりが強く出ちゃうと、押しつけがましい印象になっちゃうと思うんだよね。そうならないのは、絶妙なバランス感覚なのだと思う。
動物園自体が、とても良い教育コンテンツになっているなぁ、と感じました。何て言うか、刺激を受けた。エゾシカを題材にしたカリキュラムを書こう、と思ったもん。
帰る前に最後のとどめとして、再び食べまくりコースへ。パンを買い、プリンを食べ、たっぷりと楽しみました。満足満足。