たしかにこれは、奇跡の経営だ。
リカルド・セムラー『奇跡の経営 一週間毎日が週末発想のススメ』を読了。取り上げられているセムコ社は、ブラジルで学生に最も人気の高い企業で、急成長。革新的な経営方針と経営手法でビジネススクールのケーススタディでもよく取り上げられているそうな。一言で言うならば、「大切な週末を、仕事に侵食されるのと逆に、貴重な遊びの時間やプライベートな時間、家族との時間を、平日の仕事の時間に持ち込む」ということ。とっても理想的。家族との時間のとり方をどんなふうにすべきなのか、仕事とは人生の中でどういう位置づけなのか、そういうのを考えていくと、この会社での働き方はいいな、と思うよ。ただ、会社でマネジメントをやっている立場から言えば、「平気?」と思う(笑)「こんな会社、可能だろうか?」いろいろ考えちゃいます。[→奇跡の経営 一週間毎日が週末発想のススメ]
ちょうど今、保育園がインフルエンザで、登園自粛だったりして、「じゃあ誰に預けるのさ!?」と思ったりしている時期だったので、いろいろ考えさせられました。
本気で子ども手当てってやるの?お金とかじゃなくて、もうちょっと病児保育の仕組みを整えるとか、保育園で平日に予防接種を受けられるようにするとか、そういうのの方がやってほしいのですが…。お金を配る以外にやれることないの?
- 作者: リカルド・セムラー,岩元貴久
- 出版社/メーカー: 総合法令出版
- 発売日: 2006/01/24
- メディア: 単行本
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