2010-02-03 若い頃の残酷さをリアルに書く作家 book 辻村深月『太陽の坐る場所』を読了。辻村深月の、若い頃の残酷な感じの描写がリアルで、嫌なんだけど読んじゃう。どの作品もそう。そのわりに、ラストをハッピーエンドで終わるのが好き。これが、リアルで残酷で自分の若い頃とかを思い出させてくれて、それを救い上げてくれない投げっぱなしジャーマンだったりすると、厳しいものがあるよねー。小説ならではのトリック(ま、ミステリーでは別にないけど)で、好き。 太陽の坐る場所作者: 辻村深月出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/12メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 18回この商品を含むブログ (68件) を見る