忠臣蔵は日本人にインストールされている
井沢元彦『逆説の日本史 (14) 近世爛熟編 文治政治と忠臣蔵の謎』を読了。徳川綱吉名君説とか、忠臣蔵の話とか。忠臣蔵が日本人にどれだけ刷り込まれているか、って話*1。ほとんどインストールされているね。歴史は国民にインプリントされていくもの。だからこそ、歴史教育はさんざんもめるのは正しいのだけど、他国が書いた主観的な歴史も同じように学んで、相対化していきたいところ。そんな歴史教育をしている事例、ないのかなぁ。
- 作者: 井沢元彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/06/28
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
*1:なんか、ここまで書いて同じような感想を書いた記憶があるような気がしてきた。もしかしてこの本、再読か?