日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

「ソーシャル・ネットワーク」を見たよ

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朝から、りえすけは長男S氏とお出かけ。ひさしぶりのお友達に会うのだそうです。いいなー、そういうの。で、時間が空いたので、一人で映画を見に行くことにした。ずーっと見ようと思っていた「ソーシャル・ネットワーク」。朝いちばんの回だったので、入口のところでチケットを渡すと、「シアター1、開場します」とインカムで話してた。僕、1人目かよ!(笑)その後も、あまり人が増えるでもなく、結局10人くらいかなぁ。だが、近所にシネコンがあるのって素敵。隣駅も含めると常に10本くらいは映画かかってるし。
で、映画。本当におもしろかった。スピード感もよかったしね。ハーバードの中で、あっという間にFacebookができて、「これおもしろいよ、知ってる?」と友達に薦められて、あれよあれよと大きなサービスになっていく、というのは、SFC時代にMosaicNetscape、その後はGREEmixiで体験済み。ああ、わかるわかる、って感じですよ。
で、どんどん大きく、速く動くようになっていくFacebookと、それに巻き込まれていく周り。時間が過去に戻ったり今だったり、行ったり来たりするのだけど、それがわかりにくくもなく、あっという間の2時間だった。デヴィッド・フィンチャーってすごいね!誰の視点と近く見るかによって違うだろうけど、僕は置いて行かれる側に視点があったなあ(笑)やっぱり僕は、あの天才の側に立って物を見たりできない。凡才だから、天才の役に立たなかったり、トンチンカンなことやっちゃったり、っていう方に視点が合っちゃうんだよね。僕はこんなにクレイジーに仕事できるか?って自問しちゃう。
起業家の人たちは、ザッカーバーグ(主人公ね)の「世界を変えてやる!」みたいなクレイジーな熱意が描かれていない、というコメントをしたりもしているけど、まあ、ザッカーバーグに対する側の人からの視点なので。一度もザッカーバーグ笑わないしね。どんな主人公だよ、と。

THE SOCIAL NETWORK

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