日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

AO入試対策授業を見学

こないだ学習塾経営者向けセミナーで知り合った、F岡さんとFacebookでコンタクトをとって、渋谷でSFCなどのAO入試対策コースの授業を見学させていただく。期末試験時期で、いつもの半分くらいの出席者だったらしいけど、10人くらいの高校3年生の志望理由のプレゼンをいろいろと聞かせてもらう。みんな、よくいろいろ考えているなあと感心してしまう。僕の18歳の頃なんて…という感じですよ。
3人ずつ3グループに分かれて、先生+SAで順に話を聞いていく。理路整然としていなくても、話させることが大事。「今までの自分はどんなことを感じたのか」「何を問題だと思っているのか」「現状はどうなのか」「問題をどう解決できるのか」「大学で学ぶことにどんな価値があるのか」みたいなことを、圧迫面接のように(笑)質問され、それに立ち向かっていく。すごいわ…自分は絶対AO入試では受からなかったろうな。高校3年生のとき、同級生がSFCのAOに挑戦したけど、「君は一般入試で受かるから」と言われた、と言ってたのを思い出した*1
何だか、とても刺激的だったな。やっぱり、これだけの時間と労力をかけて、自分の考えを磨いていくっていうのは学校では難しいよなあ、と思った。そう考えると、学校でAO入試の指導とかをみっちりやっているところとかはどうやっているのかな。先生によって、引き出し方も違うだろうし、先生方のコーチングノウハウも確立しないと大変そうだし。いろんなノウハウをパッケージングできないものかな、と思ったけど、結局こんなに自分をがっつり見つめるのって、人が介在しないとダメだろうな…自分だったらどんな感じに指導するかな、と想像してみたりする。
と、最後に5分くらい時間をいただいて、スピーチさせてもらいました。自分が学生の頃に感じていたことから、今の仕事までの流れまでを話す。まずまず、楽しく聴いてくれたかな、と。こうして若い人に「授業」という形以外で話すのはあまりないので、何だか緊張しましたね。話せば話すほど、アウトプットすればするほど、自分の中にあるものは形を持ってくるもの。みんなに素敵な結果が待っていますように。

*1:実際、ちゃんと一般入試で受かりました