後白河法皇について興味がある
棚橋光男『後白河法皇』を読了。頼朝と義経の仲を引き裂く、日本国の大天狗、というイメージだよね。裏で糸を引いて、悪事を働いている感じ。「平清盛」では松田翔太が演じている後白河法皇。「平清盛」、けっこう好きなのにな。圧倒的に視聴率低いんだよね…。残念。でも、この本の内容とはかなりリンクしていて、いろいろと驚いてしまったことも。
- 乙前って実在の人物なのか。
- 「遊びをせんとや 生まれけむ」って今様が、何度も大河ドラマの中で出てくるのだけど、これも実際にあったのね。『梁塵秘抄』、読んでみたいな。読めるかな…。
- 悪左府頼長(藤原頼長)の男色も、ちゃんと史実通りに入れたってことなのか。あそこの大河ドラマでの描写もすごかったよなあ。
僕は「平清盛」好きなので、低視聴率が本当に悲しいです…。おもしろいのに。成海璃子の演じる建春門院様の眉毛がなくてかわいくないし、時代に親しみもないし、というのが厳しいのかしらん。「結局自分たちだけでまとまっていたい、鎖国好きな日本人たちには、日宋貿易をやる平清盛など、ウケるはずがない!」説もありますが(笑)清盛の妻が、先妻(加藤あい)も後妻(深田恭子)も素敵すぎるな。
そして、かわいそうに平治の乱で討たれた源義朝さんは、最近はシャイな結婚願望のない花屋さんに転生されてますな。
- 作者: 棚橋光男
- 出版社/メーカー: 講談社
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- 作者: 後白河法皇,川村湊
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