日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

のぼうの城、おもしろかった!

りえすけと長男S氏が、友達の家に遊びに行っていたので、一人の時間がぽっかりできたため、ちょっと仕事して、夕方から「のぼうの城」を見に行きました。原作本を読んでいて、とってもおもしろかったので、野村萬斎主演で、榮倉奈々甲斐姫で、というニュースを見た時から、ずーっと楽しみにしていたのです。震災があったために公開は1年遅くなりましたが、やっぱり映画館で見たかったので。
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もともと映画のために書かれた作品だったそうですね。で、プロジェクトとして走らせるために、「小説でベストセラーになればいいんでしょ?」ということで、小説化。みごとベストセラーにして、映画化する、という逆輸入な感じだったそうな。ほほう、と。原作もおもしろいけれど、映画でヴィジュアル化されている方がおもしろいなあ。
野村萬斎もとってもよかった。「彼のための映画のようだ」というような感想をおっしゃっている方もいます。まったくです。山田孝之の大谷刑部もよかったなあ。佐藤浩市の丹波もよかったなあ。と、大満足でした。

『のぼうの城』13分特別映像『でくのぼうの奇策篇』
あ、そうそう。実話なわけで、エンドクレジットのときに現在の忍城の周りとか石田三成が水攻めのときに築いた石田堤とかを見ることができます。こういうの、実話ならではでとってもよかったなあ。

のぼうの城 上 (小学館文庫)

のぼうの城 上 (小学館文庫)

のぼうの城 下 (小学館文庫)

のぼうの城 下 (小学館文庫)