日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

ダ・ヴィンチのBOOK OF THE YEAR 2012

こないだ書店で見かけたダ・ヴィンチで、BOOK OF THE YEAR 2012の発表がされていました。小説ランキング部門で、有川浩の『空飛ぶ広報室』が1位を受賞。さらに2位にも『三匹のおっさん ふたたび』がランクインしていて、1-2フィニッシュです。嬉しい!ちなみに、有川浩は昨年も『県庁おもてなし課』(角川書店)で1位を受賞していますから。有川浩人気、衰えず。

ダ・ヴィンチ 2013年 01月号 [雑誌]

ダ・ヴィンチ 2013年 01月号 [雑誌]


ということで、ひさしぶりに『空飛ぶ広報室』を再読してみました。泣ける…。いい話なんだよ。未読の方、ぜひ。自衛隊の隊員たちからしっかり話を聞いて書いている小説だそうです。自衛隊に対する見方、ちょっと変わるかもしれません。それをこうした極上エンターテイメントに仕上げてくるのはさすが!*1
空飛ぶ広報室

空飛ぶ広報室


有川浩と言えば、「図書館戦争」が映画化されるのですよね。笠原郁が榮倉奈々、堂上教官は岡田准一でしょ。ぴったり過ぎる!超楽しみ。

ファンが選ぶ“ドラフト1位”同士のキャスティングだ。昨年、雑誌「ダ・ヴィンチ」で行われた仮想キャスティングの投票では、岡田、榮倉ともに2位以下を100票以上引き離すぶっちぎりの1位。辻本珠子プロデューサーは同誌の結果を知らずに2人にオファーしたというが「顔が怖くて照れ屋で責任感がある岡田くんと、背が高くてまっすぐで天然な榮倉さん。(小説を)どう読んでもこの2人しかいない」と太鼓判を押す。
岡田准一&榮倉奈々で「図書館戦争」映画化…ファン仮想キャスティング投票1位同士が初共演 | スポーツ報知

柴崎が栗山千明っていうのもたしかにいいなあ。「あなたに似ているキャラがいる」とキャスティングが決まる前から周囲に言われていたらしい。たしかにぴったりかも*2。小牧が田中圭。これも笑顔がいい感じなんじゃないかな。あ、エリート手塚は福士蒼汰(=仮面ライダーフォーゼの弦ちゃん)か。おおお。楽しみ。
そして、有川浩さんが「稲嶺司令は児玉清さんの役なんです」と言っていたそうなので、亡くなられたので、写真にて出演。司令の役は、映画オリジナルで演じられるそうです。原作が大事にされていていいなあ。
来年4月公開。楽しみ!楽しみ!

*1:もともと、自衛隊の広報室からの、「書きませんか?」というオファーらしいけど。

*2:僕は小説を読んでいるときは、かしゆかイメージしてました。シルエットが似ているから。