読書三昧

ノーム・チョムスキー『メディアとプロパガンダ』を読了。もう、チョムスキーさんのライフワーク的な部分がある議論ですが（笑）、こういうの大事。「平和学」の方にいつかきちんと舵を切りたい自分としては、チョムスキーさんの仕事はしっかり読んでいきたいものなのです。

メディアとプロパガンダ

谷郁雄・青山裕企『透明人間　再出発』を読了。紙の本でしかできないことをやろう、と社長がインタビューで語ってました。たしかに、紙の本には、紙の本のいいところがあるのですよ。ミシマ社の社長のインタビューをJ-WAVEで聴いたことがあるのだけど、「ホンワカしているけど熱い！」っていうふうに別所哲也さんが言ってましたが、そういう社長が率いているミシマ社はおもしろい出版社だなあ。この本のこともインタビューで言ってました。そのとおり、「紙でしかできんことをやる」という気持ちが入ってますな。電子書籍とは違う道を、紙の本は行けばいいんですよ。それでこそ、どちらもいいところが光る。
青山裕企さんの写真も、相変わらず透明感があって、大好きです。

透明人間　再出発