子育ての発達心理学
清野博子『最新現場報告 子育ての発達心理学 ― 育つ育てられる親と子』を読了。子どもはかわいいなあ、天使だなあ、とかは、自分の子どもも含めてたいして思わないのですが(笑)、「7つまでは神のうち」っていうのはそうだなあ、と思うよ。
子育ての中で、どんなふうに子どもの発達を見ていけばいいのか、というリサーチの中で、発達心理学に最近興味あり。
京都大学名誉教授 田中昌人さんによる、4つの発達の力が、とってもいいなあと思う。(p.53)
- 生後第一の「新しい発達の力」(生後4ヶ月)=受け身で笑うのではなく、自分から相手を見て笑うようになる。:「人知りそめしほほえみ」
- 次の新しい力(生後10ヶ月)=ちょうど自我の芽生える頃:「われ知りそめし力」
- 生後第三の「新しい発達の力」(5歳半ば)=経験の中でものごとを学ぶ「ことわり(理)知りそめし力」
- 生後第四の「新しい発達の力」(14歳ごろ)=抽象的な思考ができるようになり、おとなになっていく。
最新現場報告 子育ての発達心理学―育つ育てられる親と子 (講談社プラスアルファ新書)
- 作者: 清野博子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/05
- メディア: 新書
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日々、勉強。【→メモ:子育ての発達心理学】