イノベーティブなリーダーとそれを支える凡人(いい意味)
ポール・スローン『結果を出せるリーダーのイノベーション思考法』を読了。イノベーティブな組織の作り方、っていうのは考えさせられる。けど、こいうのはけっこうビジネス雑誌とかでフォローされ尽くしているのかなあ、見たことあるのが多いような。もちろん、基礎として押さえておく必要はあるんだけど。
ポール・スローンの結果を出せるリーダーのイノベーション思考法
- 作者: ポール・スローン,若林暁子
- 出版社/メーカー: 北辰堂
- 発売日: 2012/01/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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先日の「情熱大陸」が、チームラボの猪子さんだったのだけど、めちゃめちゃおもしろかった。ポール・スローンが言っているのとは全然違うイノベーティブかも。スタッフの人が、「あんなふうには考えられない。だったら、せめてあの人の手になって、アイデアを形にして世に出したい」みたいなことを言っていて、そんなことを言われるリーダーってすごいな、と。でも、気持ちとしてはわかるなあ。自分自身が、イノベーティブな人間では全然ないので、何かをどう世に出すか、というところをもっと真剣に考えなきゃいけないんだろうな、と。
実は、こういうことを考えさせられるきっかけっていろいろある。映画「ソーシャル・ネットワーク」を見たときもそう思ったし、ジョブズの本を読んでもだいたい同じことを思う。凡人として、自分はどうしたいのか、何ができるのかを考えさせられちゃうのよね。