日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

若者との面談で求めたいこと

夕方、都庁から帰ってきてすぐに大学生の訪問を受ける。で、それが正直、がっかり。「学生のうちに、会いたい人にはどんどん会って、聞きたい話をどんどん聞けばいい」と、大学生たちと話したら必ず言うのだけど、だからといって、それは準備なしで行け、ということではないのだよなあ。向こうから面談を申し入れているのであれば、せめて自己紹介とか自分の活動紹介や興味の範囲などは、最初に話をするべきだと思うし、こちらの仕事についてもきちんと調べてくるべきだと思うのですよ。何を聞きたいのかを明確にしてほしいと思うし。
社会人とは時間の概念がだいぶ違うな、というのが正直な感想。僕は、君のために時間を割いているのだ、というのがわからないだろうなあ。もちろん、こういう面談を数重ねて、その中から「おっ!」という若者に出会えることがあるだろうから、こういう面談を断ることはしないけれども、でもちょっと今日は残念。がんばってほしいな、と思う。
あとね、僕はやっぱりいろいろなことを「好きだから仕事にしている」というのとは違う気がする。「社会から何をどう考えたらいいかわからない人を減らしたい≒社会からバカを減らしたい」という目標が基本線にあって、そのための手段として使えるものを仕事にしたい、と思ってるだけで、じゃあ「子どもが大好き?」と言われると答えはNOだし、「ボードゲーム大好きですか?」と言われても、答えはNOなのです。どちらも、僕の目的を達成するために、有効だと感じているからやっている、というだけ。
なんか、そういうのが明確になってよかったかな、と。