日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

ルドゥスについてお勉強

ボードゲーム×教育についての勉強会に参加させてもらいました。これも素敵なご縁でうれしい。
そのあと、本郷で飲み会。うーん、このキャンパスに隣接した店!っていう雰囲気が懐かしい。まあ、僕のいたキャンパスは隣接というわけでなかったけれども、店の中の会話が研究の話題とか、先生の話題とか、授業の話題なのって、なんだか刺激的です。
会話の中で出てきた、「ルドゥス」という言葉。全然知らなかった。勉強しなきゃな、と焦って、帰ってからググった。

Critique of games - カイヨワ
ルドゥスとは、形がはっきりとしたルールなどもある程度まで確定的な遊びのことであり、パイディアとは、子供の遊びのような比較的縛りのうすい遊びである。分析のしやすさ、という点からゆくとルドゥス的な遊びのほうが、パイディア的な遊びよりも、分析の俎上に載せやすく、『Rules of Play』などでもそういった形の遊びが中心的に扱われている。

なるほどなるほど、とようやく会話の中の文脈がわかってきたかも(遅いし!)。僕が興味があるのは、ルドゥス的なゲームだな。公教育にボードゲームを持ち込んで、教具として使おうと思えば、どうしたって「ある程度の学習成果」が担保されなくてはならないだろうし、そのためにはルドゥス的なゲームでないと、誰でもが教えられる、というカリキュラムにならないものね、と納得。