夫婦(2人)が「最高のチーム」になるといい
小室淑恵・駒崎弘樹『2人が「最高のチーム」になる ワーキングカップルの人生戦略』を読了。おもしろかった。25歳くらいに読んでいたら、もっと結婚早かったかな、とか思いながら。まあ、社会状況とかも違うから一概にそうとはいえないんだけど、きっと。
2人が「最高のチーム」になる―― ワーキングカップルの人生戦略
- 作者: 小室淑恵,駒崎弘樹
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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おもしろかったのは、下の2つのポイント。
金がないならむしろ結婚/少子化やばいよね
っていうか、もう共働きしなきゃ金銭的にも子ども育てられないし。と、僕もどちらかというと思ってます。将来的に、望む選択肢を息子に我慢させる、ということにならないためには、共働き以外に、今の僕の稼ぎでは選択肢がない。そういうことを認めちゃうしかないと思うんだよね。代わりに、いろいろと手伝えるようにする。働き方はなるべく自由になるところを選ぶ(できるならば、自分でなるべく自由にする)。できることは手伝う。家事は奥さんの仕事、とか言うのではなくて、仕事のように、タスクを分担すればいいだけ、だと思う。
段取りさえしてもらえれば、夫はもっといろいろできる
で、駒崎さんが書いていたのだけど、料理が苦手だけど、「今日は○○を作るから」と決まっていれば、意外と手順としてできる、というのは大賛成。買い物に行ったら、どれくらいの食材を買えば、どれくらいのものができるかさっぱりわからないので、役立たずです、僕。それから冷蔵庫のものを適当に見繕って献立を…とかはできません。でも、「牛肉があるから、牛丼にして」と言われるなら、それはもうタスクでありToDoなので、クックパッドでせっせと検索して作れますよ、ってこと。掃除とかも一緒。我が家は、何年かかかって、完全にこの仕組み。大掃除も大嫌いだけど、毎年、ToDoリストがダイニングテーブルに置かれてるから(笑)気を利かせて掃除はできないけど、言われたことは仕事として処理しますよ(笑)
みんな、こういう感じで夫婦で分業したら、意外と苦しくないぞ、って感じ。「ダンナがこれをやってくれない!」とかって愚痴りたい奥様にはオススメ。どう手伝っていいかわからないけど、何だか不機嫌な嫁にイライラ、という旦那様も読むべし。