日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

スタバで読書 keyword=幸福、不安、生き方、生きづらさ、貧困…

今日は朝から一人時間。昨夜、さんざん歩いたので(笑)、今朝はジョギングはなし。

こういう考え方に憧れる

センター北のスタバでのんびり読書。橘玲雨の降る日曜は幸福について考えようを読了。さまざまなテーマについて書かれているのだけど、橘さんの考え方、とても好きです。僕にはできないけれど、一緒に仕事をしている人たち(とくに、偉い人やリーダーたち)が、こうした考え方をしている感じがするので、親しみを持てるし、憧れる。あ、そう。憧れの方が強いな、きっと。

教育書のベストセラーは幼児向けかせいぜい小学校低学年向けでしか生まれない。それ以降は親の資力と子供の能力によって教育環境が多様化し、共通の基盤が存在しないからだ。(p.78-79)

まったくだなあ。だからこそ、教育政策についてのコメントや、学校での指導について、誰もが一家言もっていて、何かを語りたがって、何も前に進んでいかない、っていうのが現状じゃないかなあ。

雨の降る日曜は幸福について考えよう Think Happy Thoughts on Rainy Sundays

雨の降る日曜は幸福について考えよう Think Happy Thoughts on Rainy Sundays

「生きづらさ」について考える

続けて2冊め。雨宮処凛・萱野稔人『「生きづらさ」について』を読了。雨宮処凛さんも、萱野稔人さんも、とてもとても気になっている人なので、この2人の対談は興味深い。「生きづらさ」を感じる人が増えれば増えるほど、社会は不安定になるし、社会が不安定になることは、コミュニティにとってはもちろんマイナスだし、結果的に寛容性とか多様性が失われることになるんじゃないかな、と思っているので、なるべく貧困を少なくして、学ぶ力や生きる力を持った子どもたちを社会に送り出していく、ということをしなきゃいけないよなあ、というのが僕の問題意識です。
萱野さんがフランス留学に行く前は、フリーターは「自由」という意味も含んでいて、ちょっとかっこいい存在だったが、帰ってきたらその雰囲気はまったく変わっていた、というのは社会の変化としてとてもおもしろいなあ、と思ったり。
貧困、アイデンティティ、ナショナリズムなど、いろいろなテーマで考えるきっかけになりそう。

「生きづらさ」について (光文社新書)

「生きづらさ」について (光文社新書)