森田正康『僕たちは知恵を身につけるべきだと思う』:大事なのは、合理性と義理人情
森田正康『僕たちは知恵を身につけるべきだと思う』を読了。IQも高く、ぶっちぎりで知識量もあるだろう著者が、12歳でアメリカにわたって、アメリカの高校を出て、UCバークレー、ハーバード、ケンブリッジ、コロンビアと大学を出て、ビジネスエリートとつきあって、という経験の中で気づいたことは、
- 上に行けばいくほど、知識は役に立たない
- 目先の結果よりも、人との関係を続けることの方が重要である
- 合理性も大事だが、義理人情も同じくらい大事である
ということだったと言います。僕は別に上を知っているわけではないけれど、最近5年くらい、この3つのことはとっても実感できているなあ、と思う。
この本は、合理性パートと義理人情パートにわかれているのだけど、そのなかに挙げられていることにも納得。
[合理性パート]
行動を早く。目標を立てる。目標を達成するための選択肢を生む。目標に対しての最善の手段を取る。失敗したらすぐに切り替える。[義理人情パート]
自ら進んで損をする。嘘をつかない。絶対的な自信を持つ。自分も人もハッピーである。嫌なことはすぐに忘れる。人を愛する
納得の内容です。とてもおもしろかった。こういうマインドセットって大事だよなあ。まったくもって、学校教育では習わない、ストリートスマートだけど。
- 作者: 森田正康
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2012/09/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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