『蟹工船』は、マンガにすべきなのか?
『マンガ蟹工船』を読了。小林多喜二の『蟹工船』は、日本史では必ず登場するし、名前は知っていたわけだけれど、初めてちゃんとストーリー全部を追ったな。こういう話だったのか。なんて絶望的な話。でもこれはたしかに権力者側から読んだらなかなか恐怖なストーリーよね…。
しかし、この本が大学生向けに書かれているっていうのがすごいな…。タイトルの前に「30分で読める...大学生のための」と書かれているからね。これくらいまでしないと、日本の大学生は読まないとバカにされているのではないか?と思った。
まあ、読まれないよりは、マンガでもなんでも読む。入り口はどうでもいい、とは思うけれどもね。高校生くらいでもいいんじゃないかなあ、と思ってみたり。
- 作者: 小林多喜二,藤生ゴオ,白樺文学館多喜二ライブラリー
- 出版社/メーカー: 東銀座出版社
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
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