日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

『蟹工船』は、マンガにすべきなのか?

 『マンガ蟹工船』を読了。小林多喜二の『蟹工船』は、日本史では必ず登場するし、名前は知っていたわけだけれど、初めてちゃんとストーリー全部を追ったな。こういう話だったのか。なんて絶望的な話。でもこれはたしかに権力者側から読んだらなかなか恐怖なストーリーよね…。
 しかし、この本が大学生向けに書かれているっていうのがすごいな…。タイトルの前に「30分で読める...大学生のための」と書かれているからね。これくらいまでしないと、日本の大学生は読まないとバカにされているのではないか?と思った。
 まあ、読まれないよりは、マンガでもなんでも読む。入り口はどうでもいい、とは思うけれどもね。高校生くらいでもいいんじゃないかなあ、と思ってみたり。

マンガ蟹工船―30分で読める…大学生のための

マンガ蟹工船―30分で読める…大学生のための