『ローマ人の物語』を読み始めた
塩野七生『ローマ人の物語 1 ローマは一日にしてならず』を読了。なんで今さら読み始めたのか、というと、こないだウィーンに行った時に、王宮の前にあったローマ時代の遺構を見て、ローマすげえな、と。
ただ、ローマのことをほぼ何も知らないので、ならばこの機会にこの大河小説を読んでみようかな、と思ったわけです。1年に1冊で刊行されていたはずだけど、もう完結しているので、徐々に追いついていこうかな、と。
まだ1冊めだけど、知らないローマが出てくるよ。ただの小さい都市国家から始まっているのね、ローマも。教科書の知識が強いから、「ローマと言えば神聖ローマ帝国」というイメージなのだけど、その前には共和制の時代があるのです。着々と勢力範囲を広げていく、というところまで。敗者をどんどん自国に組み込んでいく柔軟性はいいなあ。
ところで、けっこう読んだ気がするけれど、でも、まだまだ紀元前なのよね…ヨーロッパ史って、やっぱすげーな。
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1992/07
- メディア: 単行本
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