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日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

ハンニバル戦記、すげえ。

 学童保育でインストラクターしたあとで、ときわ台駅から池袋へ…と思ったら、電車が止まってる。しばらく待っても動く気配なし。…で、バスに乗って赤羽駅へ出る。日比谷線も止まっているらしいので、新宿まで出て、大江戸線で六本木まで出て、ようやくオフィスへ辿り着く。
 「止まってるよ!」とFacebookでつぶやいていたので、オフィスへの道すがら、すれ違ったスタッフに「電車、動きました?大変でしたね…」と励ましていただいたり。リアルタイムコミュニケーション、イライラを解消するね。他にもたくさんのアドバイスなどももらいました。ありがたし。

 で、そんな大変だった間に、塩野七生ローマ人の物語(2) ハンニバル戦記』を読み終わった。世界史の教科書じゃちょっとしか記述ないけど、ハンニバルがイタリア国内で戦ってた時期の長いことよ…すげえ。そして、スキピオも、かっけー。ポエニ戦役の長さは、国内に敵を迎えたことがない僕ら日本人的には理解できないよね…
 ハンニバルはローマまで迫ってきたわけで、イタリアで悪い子を叱る時に「ハンニバルが来るぞ」という脅しになっている、というのがすごい。民族に染み付いているのね。
 ハンニバルが強かったのは、騎兵の使い方が機動的だったから。これ、司馬遼太郎坂の上の雲』でも、秋山好古の騎兵隊の話のところで、源義経の騎兵の使い方と並べて述べられていたような記憶あり。「戦力をどう使うか」ということよね。そして、ハンニバルの戦略を真似て実践したスキピオが、ハンニバルを破る、というのも皮肉。

ローマ人の物語 (2) ハンニバル戦記

ローマ人の物語 (2) ハンニバル戦記


 ちなみに、スキピオはすでに『ドリフターズ』でのおじいちゃんなイメージに上書きされてます、僕w
ドリフターズ 3 (ヤングキングコミックス)

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 あと、ローマ側は、国内にハンニバルという夷狄がいるというのに、執政官2人をきちんと毎年選んでいたり、司令官として毎日総指揮をとる執政官が代わっていたり、ルールの徹底ぶりに唖然とする。そんなことできるのか…すごいな。
 さて、ハンニバルに攻めこまれてだいピンチだったのが、スキピオが盛り返して、カルタゴを滅ぼして(本当に街をすりつぶすようにして、何も残さなかったらしい)、ローマは地中海の覇者に。すごいわあ。この流転が。
 カルタゴ、今は世界遺産になっているけど、この世界遺産は、ローマが戦ったカルタゴではなく、ローマが後で作った新しいカルタゴなんだって。「カルタゴ、滅ぼすべし」しか知らないのは、もったいないなあ、と思った。
 っていうか、『ローマ人の物語』、おもしろいわあ。大河小説として続くわけだよね…。まだまだ、紀元前w

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