今年は、教育の仕事で使える英語をもっともっとがんばりたい
関谷英里子『あなたの英語勉強法がガラリと変わる 同時通訳者の頭の中』を読了。英語…、旅行とかで使ったりするくらいではそんなに困らないけど、仕事で使うには、もうちょっと使えればいいのにな…と、ずーっと思ってます。で、読んでみました。
- 作者: 関谷英里子
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2013/03/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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同時通訳者になりたいわけではないけれども、でもかなり仕事で使う上のスキルと重なるな、と想った。
同時通訳者に求められるのは「イメージ力」と「レスポンス力」(p.17-18)
イメージ力→文字や言葉にとらわれずに、「本質をとらえる力」
レスポンス力→相手の言ったことに瞬時に反応して、言葉を発していく反応力
ふむふむ。で、そのためには、レスポンススピードを上げるために文法がわかる必要があり、さらに語彙力も必要だ、という。それって、今の英語教育もけっこういい線いっている部分もあるってことじゃないか、と僕は思うのです。ただ、文法も語彙力も、「レスポンススピードを上げる」という目的のために学んでいないのがダメなんだろうね。
で、どんなふうに英語学習をするか、という部分で、柱として言われているのは3つ。(p.35-37
)
英語学習の柱は
1.インプットすること
→リーディング、リスニングなど受信型
2.アウトプットすること
→スピーキングとライティングなど発信型
3.このサイクルをくり返し継続すること
→インプットをしたら、次はアウトプット。
→インプットした知識は実際に使わなくては身につかない。
このインプットとアウトプットの勉強は両方を並行して行なうことが大切だ、と。そうだよね。僕の場合は、教育分野とか、教育的な言説については、インプットをしない限りは全然聞き取りもできない。だから、そのあたりはもっと勉強しなきゃいけないよね。
そして、インプットした単語や文法や言い回しを、今度はプレゼンやディスカッションでどんどん使う、ってことだよな。あー、もっと英語、話せるようになりたい!
関谷さんが薦めている勉強法で、あ、これいいな、と思ったのは、Excelで仕事の現場で印象に残った単語をまとめておき、単語帳にする、というもの。これ、やってみようかな。
仕事の現場で印象に残った単語で、自分だけの単語帳を。それはExcelで。(p.103)
→英語、日本語、英語例文を書いておく
→ポイントはシンプルに、日本語訳も1~2個だけ書く
→例文を見て、どんな文章でその単語に出会ったかが一目でわかる
日付を書いておいたらと、例文を見たら誰が言った言葉なのか、どんなディスカッションで出てきた言葉なのか、とかも思い出せそうだなあ。Googleカレンダーで読み返しながら、記憶と連動させつつ復習もできるかもな。
あとは、ディクテーションは英語学習の王道、というのも書かれていたので、これもやったみようかしら。まずはTEDとかからでも。
いきなり映画1本は大変であれば3分、あるいは1分程度でもよいのでディクテーションを習慣づけてみてください。本当に、英語力が飛躍的に向上しますよ。(p.138)
…はい。がんばります。
なんていうか英語の勉強法という意味でも、とても参考になったし、何より「勉強したいな!」って思うようになった。モチベーションがとっても上がったと思います。2014年、海外での野望がちょっとあって、夏か冬に、オーストラリアに仕事でいきたいな、と思ってるので、そこを目指して、頑張りたいと思います。