自己肯定感を育てるのが大事(品女の漆校長先生の本を読んで)
品女の校長先生、漆先生の著書、拝読。漆菜穂子『伸びる子の育て方』を読了。すごくチャレンジングな校長先生で、ご自身のことも語られているのが、一人称でとてもよかったです。
子どもにとって大切な、「自己肯定感」というのを、学校が大切にして伸ばしてくれるのって、いいと思うのです。学校で「お前はダメだなあ」とか言われちゃうと、やっぱり1日のうちの多くの時間を、「僕はダメだ」と感じながら過ごしちゃうわけで。まあ、一時的に発奮を促すためとかならいいけれど、やっぱり「自己肯定感を育ててあげよう」というコンセプトを学校全体で持ってないと厳しいよね。
もちろん、家庭も基本的には「自己肯定感を育てる」というのが基本だと思ってます。そうでないと、友達ともめて落ち込んだり、先生に叱られたり、クラブでミスをしたり…と落ち込んだときに、「でも家族だけは100%味方だ」と思えないから。
何度も何度も書きますが、子どもに対しては「よくがんばった!」と言ってあげたいと思うし、「I'm very proud of you.」って、言ってあげたいな、と自分自身では思ってます。(僕は、仕事として教室に立っている時も、こうでありたいと同時に思ってます。)
- 作者: 漆紫穂子
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まあ、うちの子はまだ6歳だし、これから大きくなってきて、もっともっと生意気になってくるので、こんなことをいつまで言っていられるのかな?と思ってもいますがw、でも、ここについては楽観的でいたいな、と。親が大らかってのは、親ばかになり過ぎない限りは、子どもに安心感を与えると思うんです。子どもをスポイルしない程度に、楽観的に大らかに接したいなと思ってます。それが「自己肯定感」を育むかな、と。