日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

「独眼竜正宗」、最上義光がいいなあ。

 NHK BSで再放送している大河ドラマ「独眼竜正宗」、録画しておいたのを見ている(ちょっと遅れ気味)。「独眼竜正宗」が僕にとっての大河ドラマデビューだったのです。渡辺謙、かっこよかった。

 関白秀次の失脚近し。陣内孝則が、豊臣秀次。だいぶ若い感じがしますねえ…。まあ、あの高笑いな感じとか今に通じるんだけど、でもやっぱり若い。
 あー。秀次失脚。駒姫がかわいそう。最上義光が助命に奔走するところ、いいなあ。あの蛇みたいなイメージだった原田芳雄が。こういうエピソードも細かく描いているよなあ、昔の大河ドラマって。好き。最近の大河ドラマは、こういう細かいのをぶっ飛ばしているイメージがある。

 春日太一『なぜ時代劇は滅びるのか』の中で、「江」が決定的にダメだった、というような記述があるのだけど、あれはまさに…。たかだか10歳くらいだった江のことを思って、本能寺で信長が自刃するとかありえないし…。もうあの設定が嫌で嫌で。僕もまさに、「江」で一回、大河ドラマを見切ったのでした…。
 最近(「平清盛」あたりから)はおもしろくて大好きですけどね。今の「軍師官兵衛」も好きですよ。あと少しで終わりですな…。

なぜ時代劇は滅びるのか (新潮新書)

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 ところで、陣内孝則さんが「太平記」でやってた佐々木導誉が好きだったので、来年は「太平記」の再放送をやらないかなあ。足利尊氏真田広之北条高時片岡鶴太郎だったなあ。新田義貞も、後醍醐天皇も、誰だっけなあ。