『逆にしたらよくわかる教育勅語』を読んだ
倉山満『逆にしたらよくわかる教育勅語』を読了。教育勅語がいけない、とは思ってないけど、恣意的に逆に読みすぎ?とも少し思う。どのような施策もそれを作った人の意図とは別に、どう運用するか、ということで変わってくる。社会も変わるし状況も変わる。施政者も変わる。教育勅語もそういうことなのではないかな、と思う。それまでになかった思想を国民(まあ、臣民だけど)に伝えるために書いていた時点ではよかったが、それを良い方向にとり過ぎるのも、悪い使われ方をしたのを忘れるのも、ダメだなあ、と思う。政治って難しい。
それとは全然別に、ある題材を「逆にしてみて考える」という思考はおもしろいな。何かのアクティビティに使えるかもしれないなと思った。
逆にしたらよくわかる教育勅語 -ほんとうは危険思想なんかじゃなかった
- 作者: 倉山満
- 出版社/メーカー: ハート出版
- 発売日: 2014/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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