日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

『日本人は何を考えてきたのか 大正編 「一等国」日本の岐路』

 『日本人は何を考えてきたのか 大正編 「一等国」日本の岐路』を読了。明治編よりも、大正編の方が気になったので、こちらから。図書館で借りてきた。大正時代は、タイトルにあるように「一等国」日本の岐路だったと思っていて、だんだん時代が変わっていくという時期だったと思っていて、それが今の時代(もしかしたらもう何十年も前からだったのかもしれないけど)に近いのではないかな、と思って。だから、明治編よりも大正編を選んだわけです。
 登場するのは、内村鑑三新渡戸稲造吉野作造石橋湛山柳田國男河上肇、福田徳三。日本が変わっていく時代の人たち。どの人物も、なかなか詳細に授業で学んだりもしていないし、伝記などを読んだこともなかったので、非常におもしろかったです。一人一人、じっくりもっと知りたいな、と思いました。
 日本人にも偉人はたくさんいるね。電子書籍で、学研まんがで出してくれればいいのにな。近世、近代の人物がやっぱり少なすぎると思うのです。

日本人は何を考えてきたのか 大正編―「一等国」日本の岐路

日本人は何を考えてきたのか 大正編―「一等国」日本の岐路