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日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

『【新装版】パラダイムの魔力 成功を約束する創造的未来の発見法』を読んだ

book

 ジョエル・バーカー『【新装版】パラダイムの魔力 成功を約束する創造的未来の発見法』を読了。

パラダイムの魔力 新装版

パラダイムの魔力 新装版

 大学で初めて「パラダイムシフト」っていうのを教えてもらった時は、「おお!」と思ったものでした。あれはたぶん、講談社現代思想の冒険者達シリーズで、クーンの巻を読んだ時だったかな。で、今は仕事で、PC→スマホだったりとか、受験制度が変わったりとか、いろいろとパラダイムが変わる時期なのかなあ、と思ったりもします。

クーン―パラダイム (現代思想の冒険者たち)

クーン―パラダイム (現代思想の冒険者たち)

 パラダイムについていろいろな実例を交えながら説明してくれます。

わたしはこれまで、パラダイムについて次のようなことを指摘して来た。(p.244-245)

  1. わたしたちの世界の見方は、パラダイムから大きな影響を受けている。
  2. 現在のパラダイムに習熟しているために、パラダイムを変えることに抵抗する。
  3. 通常、新しいパラダイムをつくるのは、アウトサイダーである。
  4. 人よりも早く、新しいパラダイムに移るには、確実なデータがそろうまで待たずに、信念にもとづいて行動しなければならない。初期段階で、確実なデータが十分にそろうことは絶対にないからだ。
  5. 新しいパラダイムに移った人は、新しいルールを取り入れるので、世界の見方が変わり、新しいアプローチで問題を解決できるようになる。
  6. パラダイムが変わると、だれもが振り出しに戻る。したがって、古いパラダイムで俄然有利に立っていた人が、その力の大半、あるいはすべてを失う。

 それから、パラダイムの特徴を7つ。これって、イノベーションとかを起こせるメンタリティとかにも関係するかな、と思いました。

パラダイムの重要な特徴 7つ(p.182-192)

  1. パラダイムはどこにでもある
  2. パラダイムは役に立つ
  3. パラダイム効果は、「見ると信じる」の常識的な関係をくつがえす
  4. ほとんどの場合、正しい答えは二つ以上ある
  5. あまりに深く根づいたパラダイムの中にいると、パラダイムの麻痺を起こす。これは確信という名の疫病である
  6. 激動の時代には、パラダイムのしなやかさが最善の戦略になる
  7. 人間は自分のパラダイムを変えることができる

 パラダイムが変わるところがわからなければ、そのまま古い時代の方に押し込められて、新しい方に行けないな、と。そんなことを思いつつも、じゃあ会社とか組織の中では、どんなことを考えればいいのかな、というのも書いてありました。

管理者とパラダイム(p.195-)

  1. パラダイムのしなやかさを部下に求めるなら、みずから模範を示さなければならない。
  2. クロストークの場を設け、活発に意見が交換される環境をつくらなければならない。
  3. 馬鹿げた考えに耳を傾ければ、イノベーションの大きな力を手に入れることができる。

 パラダイムについて意識的でありたいな、と思います。