猪瀬直樹『昭和16年夏の敗戦』、おもしろい
猪瀬直樹『昭和16年夏の敗戦』を再読了。こないだある飲み会の時に、「おもしろかった本ってありますか?」と訊かれたので、そのときに挙げた本。ちょうど読んでいたのです。若手官僚や若手軍人を集めた模擬内閣を作り、総力戦になったらどうするのかというのを検討させたという実話をベースにしているものです。出した結論は「必敗」だったわけですが、それでもまあ戦争には突入していくわけです。理が負ける様子は辛い。
- 作者: 猪瀬直樹
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: 文庫
- 購入: 23人 クリック: 88回
- この商品を含むブログ (60件) を見る
前に読んだのは5年前か…。たしか海外旅行のついでに持って行った気がする。成田空港のカウンターに並びながら読んでいた記憶あり。そうか、サンパウロに行く途中だったか。
5年前と比べると、たまたま大企業の意思決定や根回しみたいなものを見る機会が増えてきたので、なんというか思うところも少し変わってきたりもするなあ。tamekko.hatenablog.jp