日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

アマゾン プライムテレビがすごい

 アマゾンのプライム会員になっているのですが(無料でサービスを試した後、解約を忘れ、また年会費が引き落とされた、というのが実情)、「プライム会員でよかった…」と思わさせてくれるサービス、アマゾンの「プライムビデオ」。これ、いいわ。
 とりあえず、iPhoneiPadAmazonビデオをインストールして、いろいろなものを見ています。長男S氏が毎週録画して見ている「妖怪ウォッチ」は、Amazonビデオで見りゃいいんじゃないか?と思ったり。TSUTAYAで借りてきて、リビングで深夜に一人で見るのがちょっとだけ恥ずかしい「仮面ライダー」の映画も見られるし(笑)非常に便利。楽しすぎる。

Amazonビデオ

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 いろんなものが見れて、「え、こんなのも?」というのもたくさんあるプライムビデオなのだけど、その裏側が週刊東洋経済のサイトで読めて非常におもしろかった。toyokeizai.net

日本で見られるコンテンツのうち、およそ7割は日本国内で制作されたものだ。現時点ではDVD化もされていない、プライムオリジナルのAKB48のライブなどが配信されている。テレビ番組の見逃し配信も始まる。ただ24日時点では、見逃し配信は行なわれていない。今後は、アマゾンの資本で制作するオリジナルコンテンツも充実してくるものと思われる。

作品数はもちろん、多いに越したことはない。だがアマゾンの強みは、コンテンツの手配力だけではないと思っている。いちばんの強みは、アマゾンが日本でいちばん多くDVDを売っている量販店であるということだ。すなわち、日本での売れ筋を彼らは完全に把握している。

マスで売れるものも知っているし、ニッチも知っている。ニッチ作品は、セルDVDやBDではプレミアが付いて高値だが、作品の配信権利自体は大して高くはないケースが多い。

プラムビデオの登場により、セルDVDやBDの売上が下がるかもしれない。だがそれは彼らにとっては、どうでもいいのだ。セルにしろストリーミングにしろ、すべてアマゾンでこなしてくれれば、彼らは利益を得る。

ニッチなもの、あるいはファン的要素の強い作品なら、ストリーミングで中身を見て、BDを買うというケースも出てくるだろう。そうなれば、新しい顧客を開拓したことになる。セルが単純に減るの増えるのというものでもなく、セルコンテンツの位置づけが変わってくるということである。

 Fire TV Stick、きっと買ってしまうだろうな…。これでテレビの見逃し配信が、記事中にあるようにできるようになったら、ハードディスクレコーダーを使う機会はすごく減るんじゃなかろうか。すごいことになってるな…。

Fire TV Stick

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