日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

すごい言葉

そげな格好のええこと言うてたまるか

重松清『流星ワゴン』を読了。とってもよかった。後悔している「大事なところ」をめぐる不思議な旅。で、いろいろ変えようと思うけど、けっきょく変わらない。であれば、あがくしかないじゃん、というポジティブさ。好き。 「いまさらどうしようもないやら、…

暴力と闘う平和学

横山正樹『あたりまえの未来を奪うやつ 暴力と闘う平和学』を読了(あら、Amazonのリンクないな。)。平和論関係の勉強のために借りてきた本3冊目。ヨハン・ガルトゥングの論を基本にいろいろと語られる。理不尽な「暴力」に人生を邪魔されたくはないなぁ、…

僕が読んだバージョンはこちら。

こっちの方がより直接的かもしれない。 ある大学でこんな授業があったという。 「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。 その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。 「この壺…

人生で大切なこと、優先順位

徹からメールが来た。もう、めちゃめちゃに仕事が忙しく、崖っぷちで、いったいどうしたらいいんだ〜!?と思っていたタイミングでメールが来た。なんだか響く、ね。素敵な弟だ。こういう価値観を共有できているのはうれしいこと。忙しく、大変になっちゃう…

今、聞きたい名言

夜、仕事しながら文化系トークラジオLife「今、聞きたい名言」を聴きながら仕事。初めて最後(AM4:00!)までストリーミングで聴いたわ! いくつもいくつも、いいねーという名言が出たのだけど、まったく知らなくて「お!」と思ったのは、RFC793という技術文…

図書館に出かけて仕事

朝から図書館へ出かけて仕事。家にいると、「あそぼー」という長男S氏の誘惑に勝てないのだもの(笑)だから、環境を変えるしかないかな、と。りえすけの体調はいまいちなものの、僕の仕事の進捗もいまいちなので、泣く泣く図書館へ行く。長男S氏は玄関で大…

「明けない夜はない」ならば、夜を楽しむほうがいい。

山田玲司『絶望に効く薬(15)』を読了。大好きな作家による、ライフワーク的な対談漫画で、大好きだったのですが残念ながら最終巻。14巻までの体裁と違い、倍くらいの分量ですが…。今回で一区切りということなので、作者の山田さんがあとがきで総括している4…

勝った方にこそ潔さが求められる

朝から「ボクらの時代」を見る。貴乃花親方・草野仁さん・二宮清純さんの3人。おもしろかった。貴乃花親方が、朝青龍のガッツポーズ問題について、 負けた方の潔さはもちろんですが、勝った方にこそより潔さが求められる というようなことを言っていて、ああ…

この子のいない世界に未練なんてあるか?

こないだ、「クレヨンしんちゃん」の作者の臼井儀人さんが亡くなったときに、クレヨンしんちゃん関連のエントリーが多く出て、そのなかで見つけた言葉。映画の中のせりふで、お父さんが言うんだったと思うのだけど、 「しんのすけのいない世界に未練なんてあ…

河合さんと谷川さんのコンボなんてさーおもしろすぎるでしょ?

早朝から起きて、本を読む。河合隼雄 谷川俊太郎『こころに届く授業 教える楽しみ 教わる喜び』を読了。国語表現のできるようになるカリキュラム、とかおもしろくはないかと考えていたりします。 河合さんは、「3で割り切れる数」を15人の生徒に教えた。好き…

使える新書

斎藤哲也 編『使える新書 教養インストール編』を読了。ひっじょ〜におもしろかった本。新書は高校3年生のときに小論文対策で読み始めてからずーっと読み続けている。とりあえず問題の大雑把な構造を知りたいときなんかに非常に重宝。ということで、そうした…

イカの哲学発、平和教育行き

中沢新一・波多野一郎『イカの哲学』を読了。今まで、たくさんの本を読んできましたが、この本がいちばん刺激的だ。そして、自分が目指していること、自分が考えている問題意識にいちばん近い。感動した、本当に。中沢新一は宗教学者ですね。波多野一郎さん…

起きていることはすべて正しい

うまくいかないときは、休む。ご飯を食べる。つらいときこそ、笑顔。普段以上に、普段通りに。 「起きていることはすべて正しい」は、勝間和代さんが言っている言葉ですが、とても正しいと思う。現状をありのまま受け止めて、何ができるかはそこから考える。

希望を捨ててはいないのであります

わか様がmixi日記で書いていた言葉が響く。野田地図(NODA・MAP)第9回公演 「オイル」という舞台で、藤原竜也が演じた特攻隊員の台詞だそうだ。 たとえ人は片道分の燃料しか積んでいないとしても、生きて帰ってくる希望を捨ててはいないのであります…

Ugly Dollの話〜多様性へのメッセージ

アメリカでブレイク中のUgly Dollの話が、「ニューヨークの遊び方:Ugly Doll(アグリー・ドール)の奇跡」で紹介されていました。Ugly Dollの誕生秘話がとてもいいのと、「Ugly(醜い)」という言葉の意味を変えてしまうほどの明確なコンセプトが作者にある…

夢なし君へのメッセージ

J-WAVEのPower Your MorningのPodcast、今週のゲストは、あきない総研*1 代表取締役社長の吉田雅紀さん。とてもいいことを言っていましたよ。夢なし君に贈る言葉として、「夢は見つけるもんじゃない、夢はやってくるものだ。夢がないと自覚している人は、必…

夢について考える-2

もう一つは、島田紳助がTV番組で言っていたらしいこと。自分ニュース「島田 紳助「15勝14敗の人生でいい」と子供達に熱論!」より引用。島田紳助が、会場にいる100人の小中学生を前に「将来、自分は絶対に幸せになれると思う人はスイッチを押して下さい!」…

夢について考える-1

夢と言えば、けっこう前に聞いたラジオ番組「SCHOOL OF LOCK」で、校長先生が「夢はミルフィーユ」だと言っていた。 なるほどな、と思ったので以下、公式サイトより引用。 夢というものは、動き出したら止まらない。 何かに対して夢を叶えても、 新たな不安…

あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい!

ひさしぶりに帰り道に書店へ立ち寄り。競合コンテンツを見ようかな、と。 Xavier Deneux (グザヴィエ・ドゥヌ)『どうぶつ絵本 はじめまして』、触感がとってもいい。白と黒のコントラストは、赤ちゃんもわかりやすい、ということでした。ページもぺらぺらの…

感謝、謙虚、楽天的

朝からオフィスに出勤して、午後から茨城に出張。勤労感謝の日にふさわしい(笑)茨城、のんびりです。常磐線に30分ちょっと乗るとこんなにのどかになるのか。いい天気だったので、日当たりのいい路線バスの中でうとうと。路線バスだって、30分くらい乗った…

縁を感じて、やる。

引っ越しの時に本棚を整理していて、奥にしまってあったのを見つけて引っ張り出した、司馬遼太郎『街道をゆく36 本所深川散歩 神田界隈』を再読了。 神田界隈ってことは、いま働いている近所のことが書かれている。神田須田町に千葉道場ってあったのか!?知…

真摯に向き合う姿

ひさしぶりに「情熱大陸」を見た。指揮者の大野和士さん。はじめて知りましたが、ヨーロッパの国立歌劇場の主席指揮者を歴任。古典を読み込んで自分なりに解釈しようとする真摯な姿勢が圧倒的。そして、歌劇場のような権威のあるところだけではなくて、もっ…

J-WAVEが好きだ

最近、J-WAVEで早朝にやっているWAKE UP TOKYO内のコーナー「Weider POWER YOUR MORNING」のPodcastがおもしろい。週替わりのゲストが仕事について語ってくれます。アーティスト、社長、コンサルタントなど、けっこうバラエティに富んでいます。で、仕事上の…

続けていく理由を探すこと

体調が悪くて家にいるということで、普段はほとんど見ないTVを見られたりする((小学校の時は、午前中の教育テレビがそうだったなぁ。))。で、たまたま見かけた「深イイ話」という番組で、阪神の下柳投手が子どもたちに贈った言葉がTVで紹介されていた。曰く…

人はみんな封筒を持っている

土曜日なのに朝早く起きて*1、ジョン・ウッド『マイクロソフトでは出会えなかった天職』を読了。非常におもしろかった。マイクロソフトのエグゼグティブとして働いていた著者が、トレッキングで訪れたネパールで「学校に本がない!」という事実に出会ってし…

自分は何によって憶えられたいか

P・F・ドラッカー『プロフェッショナルの条件 いかに成果をあげ、成長するか』を読了。どんだけ本を出しているんだドラッカー、の本(笑)ひさしぶりに読みました。ドラッカーお得意の組織論ではなく、個人のあり方についての本でした。非常におもしろかった…

娘に贈る12の言葉を、息子に贈りたいと思った

ジム・ロジャーズ『人生と投資で成功するために娘に贈る12の言葉』を読了。世界的に有名な、世界を旅してまわる投資家ジム・ロジャーズが60歳になって授かった娘に対して送った言葉。彼が伝えたいことは、本当にシンプルな下の12の項目。 他者に流されてはい…

こういう夫婦になりたい、と思う

司馬遼太郎『翔ぶが如く (5)』を読了。大久保利通が台湾問題について、北京で無理矢理主張をねじこむ、というところなのですが、それとは関係なく、谷干城についてのエピソードがいいな、と*1。 干城とその妻のあいだには子がなかったが、仲のよさは有名なも…

壮行会です

しの&ひろみちゃんと、名古屋に転勤になるしのを送る壮行会。池尻大橋で。大掃除が終わらず遅刻。申し訳ない。ダッシュで出かけました。 「やまない雨はない、明けない夜もない」の話とか。落ち込んでいるときにはいいフレーズだと今でも思っています。いい…

怖がらなくてもいい

山崎拓巳『人生のプロジェクト』を読了。大好き、サンクチュアリ出版。 怖がらなくてもいい。死ぬこと以外はかすりキズだ。 人生のプロジェクト (Sanctuary books)作者: 山崎拓巳出版社/メーカー: サンクチュアリ出版発売日: 2007/11/08メディア: 単行本(ソ…