奈良散歩
司馬遼太郎『街道をゆく24 近江散歩 奈良散歩』を読了。これが2006年最後に読んでいた本でした。奈良に旅行に行くので持って行ったのですが、主に読んでいたのは帰りの新幹線の中。だめじゃん(笑)
奈良が大いなるまちであるのは、草木から建造物にいたるまで、それらが保たれているということである。世界じゅうの国々で、千年、五百年単位の古さの木造建築が、奈良ほど密集して保存されているところはない。奇蹟といえるのではないか。(p.210)
本当に、そうだなあと思う。
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 1988/12
- メディア: 文庫
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