苦労と…努力が…イコールになっちゃうといけない
山田玲司『絶望に効く薬 (11)』を読了。作者の山田さんが好きな人を訪ね歩く対談マンガの11冊目。シリーズが進むにつれて、だんだん「エコ」が鼻につく感じがなくなってきた。好きなマンガです。今回の対談相手は、オリバー・ストーン、三池崇史、古居みずえ、登川誠仁、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、吉田惠美子、林辰雄、手塚眞、団鬼六。ぶっちゃけ、団鬼六はエロ小説家くらいにしか思っていなかったが、かっこいいな。
手塚眞さん(手塚治虫の息子さんね)もかっこいいです。手塚さんからのメッセージのところで、
苦労と…努力が…イコールになっちゃうといけない
というのがあるのだけど。あー、なるほど、と思ったり。いちばんの違いは「やらされてる」か「やってる」か。苦労しているのは努力をしていることにはならないのだよね。
絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.11) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)
- 作者: 山田玲司
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/10
- メディア: コミック
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