家族の形を書くのが上手な瀬尾まいこ
瀬尾まいこ『卵の緒』を読了。この人の本は、家族の描き方がとても好き。2つの短編に出てくる家族は、どちらも「普通の形」とは違うけれど、でもとても魅力的なつながりを持っている。幸せな気持ちになるよ。「卵の緒」か、なるほどという感じのタイトル。
重松清→瀬尾まいこ、と連続で読むと、何だかポジティブな気持ちになるな。自分自身の復活の儀式の1つとして覚えておこう。
- 作者: 瀬尾まいこ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/06
- メディア: 文庫
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