一人、京都ぶらり寺巡り
蓮華王院三十三間堂
まずは駅前から、七条通りをずーっと東に歩いて行って、鴨川を渡って、蓮華王院三十三間堂へ。平清盛が後白河上皇のために建てた、というのは実はこないだの大河ドラマで初めて知った。地図を調べてみると、「ああ、六波羅のすぐそばだったんだなあ」とわかったり。
この横にずーんと長いのも壮観よ。写生大会とかで課題になったら遠近法が超むずかしそうだ…。
AM9:00の拝観開始とともにお寺に入るのなんて初めてだ。なんてストイックなぶらり旅(笑)
本堂に入ってみると、千手観音坐像と千体千手観音立像を見ることができます。観音様の中では、圧倒的に千手観音様が好きです。昔は風神雷神とか、十二天将とか、荒々しくかっこいい神像が好きだったけどね…。
これは三十三間堂の裏側。
とうとう、御朱印帳を買っちゃった。一人でお寺をまわるっていうのはあんまりないから、ちょっとテンション上がってしまいまして(笑)御朱印帳が1000円。御朱印をもらうたびに300円というような感じなんだね。
豊国神社
続きまして、ちょっと歩いて豊国神社へ。豊臣秀吉を祀っている神社ですね。出世祈願しないと(笑)もともとは、大阪の陣の原因になった方広寺の釣鐘(「国家安康 君臣豊楽」のやつね)をもつ方広寺の境内だったらしい。
耳塚
秀吉の朝鮮出兵から、首の代わりに持ち帰られた耳を集めた耳塚。昨日、Y本さんから話を聞いて、「そういうのがあるのか~」くらいな感じで見に来たのですが、想像以上にでかい!一時期、観光史跡から外されていたりとか、やっぱり政治的にも難しいよね。
すぐとなりが公園になっていて、親子連れで遊んでいる人もいたり。
智積院
一度、国立京都博物館のところまで戻って、さらに東へ歩いて、智積院へ。智積院は庭がステキ。庭師の方がお手入れされていました。
そして何より名前がいいよね。「智積院」。智を積む。かくありたいと思うのです。
奥には学侶墓地というのがあります。ほほー、と思ったのと、「学山智山」かあと思って、説明書きを撮影してきた。
二年坂や三年坂や…
今回は二年坂や三年坂は通り抜けるだけ。あ、でも八坂の塔は拝観してきました。お寺の名前としては法観寺ですね。中にも入れて二層目まで上がれることを知らなかったのでびっくり。
二年坂、三年坂、清水寺はスキップ。あそこは景色もいいし、今度家族で来たら、息子も楽しめそうだから、また来よう。
霊山護国神社
続いて霊山護国神社*1へ。幕末維新ミュージアムにも行ってきました。でも何より、志士たちのお墓がすごい数あります。出身地別に招魂社が作られています。こうして見ると、長州の志士たちのお墓、多すぎ。こんなに犠牲者出していたら、藩閥政治もしたくなるよな…とか。
高いところに、桂小五郎と幾松のお墓もあるし、高杉晋作のお墓もあります。その他、「竜馬がゆく」を読んでたら出てきたという人たちがたくさん。
風光明媚なところに葬ったのだなあ、と。京都市内が一望できます。
は!こんなところに御陵衛士屯所跡が。新選組から分かれた伊東甲子太郎一派の屯所ってことね。ここかあ。壬生寺からはけっこう遠いけどなあ。こういうのは、ずんずん歩いたからこそわかったこと。
八坂神社
そこから八坂神社へ。芸事の神様、祇園祭の氏神様。2005年の初詣で行きました。懐かしい。
信三郎帆布に行ってみた
あ、この辺、一澤帆布があったなあ、と思って、検索かけてみた。今はお店が分かれているのを知っていたのだけど、信三郎帆布のお店が近くにあったから、行ってきた。かわいいトートバッグがあったので、プレゼントに買って帰ることに。まあ、たまにはいいでしょ、こういうのも。
青蓮院門跡
さて、だいぶ歩いたぞ…。Facebookでお薦めしていただいた、青蓮院門跡*2の庭を見て、ぶらり旅は終わりにしようかな…、と。知恩院も今回はスキップ。
ここは初めて来ました。とてもよかった。国宝の青不動明王が見られます。日本の建物って、寒いけど(笑)、とっても美しいよなあ、と思うわ。
疲れた…
三条までどうにかこうにか戻って、そこでギブアップ。地下鉄で帰ります…。観光地って、軽く一人で食べられるお店とか、ちょっとコーヒーを、みたいなところとかが全然ないんだよなあ(当たり前)八坂神社でiPhoneの電源が切れたので、電源が使えるスタバを探していたのだけど、なし…。でもさすが観光都市なので、地図の検索できなくても困ることなんてほとんどないね。
歩いてみると、街のサイズが分かっていいなあ。そんなに大き過ぎない街だな、と。
そうして集めた御朱印はこんなに。ステキだ~。今度は関東の方でも御朱印、集めていこう。鎌倉に行こうかな。