『ちはやふる』を一気読み!
りえすけが職場の方から借りてきてくれた、末次由紀『ちはやふる』の16冊を一気読み。いやー、おもしろかった。「おもしろい!」と言っている人が周りに多くて、ちょいちょい読んでいたのだけど、まとめて読んで初めてわかる背景事情とかもあり大いに楽しめました。競技カルタは音であり、意味なんて要らない、みたいな話がありつつ、でもストーリーのあちこちで和歌が紹介され、ちゃんと内容にも絡んでくる。上手だなあ、と。gleeみたいだな。
源平カルタは、実家では子どもの頃よくやったなあ。正月の定番行事でした*1。1字決まりの「むらさめの…」→「きりたちのぼる」とかは今でも覚えてる。作品タイトルの「ちはやふる」は、落語のネタになっていたのを子どもの頃に聴いたのを懐かしく思い出す。あ、タイトルはそのまま「千早振る」なのか。知らなかった。
あとは、名前が好きだった猿丸太夫の「おくやまに…」→「こえきくときぞ…」と思い出せるし、同じく名前が好きだった蝉丸の「これやこの…」は、弟の十八番だったように記憶してます。おー、なつかしい。ひさしぶりにやってみたくなった。近江八幡で全国大会なのだね。知らなかった。カルタの甲子園か。他にも、普門館はブラバンの甲子園だし、いろいろあるのだな。真っ赤な近江八幡、行ってみたい。
- 作者: 末次由紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/05/13
- メディア: コミック
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*1:あと、トランプでセブンブリッジとかも、週末によくやったな。そう考えると、けっこう家族でゲームやってるんだなあ。