自分のやりたいことがはっきり言葉になった
海士町から夏休みを利用して、上京してきたS野さんと新宿でお茶飲みながらいろいろとお話。どんなふうなことを考えて仕事をしているのかとかを話し合い。人と話をすることで、自分の考えがまとまっていく。僕がやっている(やりたい)すべてのプロジェクトは、「何を考えたらいいかわからない人を、この社会から減らすためにやっている」のです。それは、それが「社会を良くするために必要なことだと思っているから」です。
ボードゲームを使って考える力を養おうというカリキュラムを広げたいのも、そのカリキュラムを自分で教室で教えたいのもそう。児童書の出版社と一緒に幼児向けドリルを作るのもそう。おもちゃを作る過程に参画させてもらって考えることもそう。どれも、今までの(黒板と紙の教科書、ノートを使う)「勉強のスタイル」には(たまたま)あわなくて、ドロップアウトして考えることをやめたり、知ろうとすることをやめたりする人を減らしたいってことなんだな、と。
こうしたことに気づかせてくれる、人との対話は自分にとってとてもありがたいな、と思います。