文章教室って興味あるなあ。
近藤勝重『書くことが思いつかない人のための文章教室』を読了。文章力を育てるカリキュラムは、作りたいなあと思っているので、いろいろと情報を集めて勉強したりしています。だいたい、作文ってほとんど習わないじゃないですか。「書いてみましょう」と言われ、書いたらコメントをつけられ直させられる、という国語の授業じゃ、上手になんてならないと思うのですよね(上手に教えていらっしゃる先生もいるかも知れませんけど…)
p.178で取り上げられている練習題、おもしろいと思いますね。曰く、次の文例は「思う」「考える」「感じる」を使った文章です。その三語を使わない文章に書き換えてください。
コートを着て家を出たものの、風が冷たく感じられた。今日一日の仕事はほとんど外回りである。風邪気味であることも考えると、オーバーのほうがいいと思い、家に引き返した。
おおお、こういうの楽しいじゃないか。主観と客観の違いが感じられるのじゃないかなあ。【→メモ:かくことが思いつかない人のための文章教室】
- 作者: 近藤勝重
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/09/29
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