楽しそうに生きている大人を見せることの大事さ
桐光学園中学校・高等学校『私と世界、世界の私 13歳からの大学授業 (桐光学園特別授業4)』を読了。このシリーズ、大好きなのです。大学の先生方が、中学生・高校生に自分の専門分野と、それを少し離れた、「自分はこう思う」という一人称の話を伝えていく授業。これって、「楽しそうに勉強をしている大人」を見せる、とってもいいキャリア教育なんじゃないかと思うのです。かつて仕事でよく会議で話題にのぼっていた、福岡県立城南高校の『城南ドリカムプラン』*1に近い考え方かも。受験に一生懸命向かわせようと思ったら、どんな学部があるかとかよりも、「こんな生き方をしたい！」と思わせる方がいいものね。
この企画や運営が、一人の国語科の先生によって行われている、というのも知ってびっくり。素晴らしいですね。
*1:ちょっと検索かけてみたら、今は日本中にこのドリカムプランをベースにしたものができているのですね。とてもいいこと。
