日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

「週刊ダイヤモンド別冊 子どもの力を伸ばす学校」を読んで

週刊ダイヤモンド別冊 子どもの力を伸ばす学校」を読了。あら、お仕事をご一緒している人が登場していたり。

いい学校だってたくさんあるんだよ、がんばっている先生方だってたくさんいるんだよ。どうやれば、これが公教育に広く、簡単に横展開できるか(そんなに簡単じゃない、ってのはもちろんわかるけど)、を考えさせられる。いつも、こういう特集を読む度に。
学校で、どんな先生に出会うかが「ハズレならば死」みたいな、ロシアンルーレットみたいになっちゃうのは、やっぱり残念なことだと思うのです。学習塾の講師をやっていて、「名前で選ばれる」という立場にいたとき、大変だったしプレッシャーだったけど、充実感はあったんだよねえ。それは、ノウハウをきっちり学習塾で習ったからじゃないかな、と。板書の書き方、前フリの仕方、授業をあきさせないための工夫いろいろ、そういうのって、ノウハウ化できると思うんだよねえ。
ある程度までは確実にスキルを持っていて、「この先生に当たることでラッキー」という0からプラスに向けての運とか出会いはもちろんいいんだけどさ。

こういうノウハウの横展開のために、もっと文科省に予算使ってほしいな。横展開のために、ICTとかネットとかもっともっと使えますよ、きっと。モノがあるだけじゃ足りない。それを使ってどうするのか、へのサポートをもっと。