ユーグレナ、すごい!
出雲充『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。』を読了。ユーグレナという会社の創業者、出雲社長の本。ユーグレナは、ミドリムシの学名だそうです。
僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。――東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦
- 作者: 出雲充
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/12/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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意志あるところに道は開けるっていうか、がむしゃらにやっていく、ということだよなあ、と思わされた。営業に行きまくり、ミドリムシについて語りまくり、断られまくり、という過程を経て、今のユーグレナがあるのよね。
だからとにかく何かを成し遂げたいならば、「やれ!」「人に会え!」「自分の思いを伝えろ!」という話なのだ。
「そんなに必死になるのは恥ずかしい」と思う人もいるだろう。僕もそういうタイプだった。しかし天才でも何でもない自分が、本気で人にぶつかって、動かしたいならば、「恥ずかしい」なんて思うこと自体がちゃんちゃらおかしい。まずはやってみなければ、動いてみなければ、相手に気持ちが届くはずがないのだ。
相手に認められず、ふてくされる暇があるなら、四の五の言わずに、別の人を探して、とにかく一人でも多くの人に会う。またダメだったらすぐに次の人にアポイントをとる。そうして、会って会って会いまくっていれば、そのうち必ず聞いてくれる人が出てくる。
ところが多くの人は(そして以前の自分も)、「いつか自分のアイデアを認めてくれる人が出てくるはずだ」と待っている。待っている限り、そんな人が現れる可能性は、ほぼゼロだ。とくにベンチャー企業で働いているならば、自分から攻めていく姿勢でいることが、常識以前の常識だ。
「日本に営業に行ってない会社は、ない」
こう自信を持って言えることが、いまの自分を、そしてユーグレナを形づくってきたのだと断言できる。(p.175-176)
僕なんてまだまだ過ぎる。自分の強みは何か、もっと真剣に向き合わなきゃだめだ。で、そこを大事に、磨いて、人に語り続けて、ということをしなければ。
あ、そういえば、ミドリムシバーガーを実はいただいたことがあるのですが、美味しいんです。三軒茶屋のお店で食べたよ。興味ある方、一緒に行こう!もちろん、美味しい。そして、別に緑なわけではないです(笑)
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