ドラマ「家族ゲーム」の原作にあたってみた
本間洋平『家族ゲーム』を読了。フジテレビで櫻井翔主演でドラマやっていて、それのドロドロぶりがものすごいんだけど、これがリメイクだと知って、原作を読んでみたいな、と思って。ドラマの方は、盗聴とか隠し撮りとか、インターネット使ったり、と現代的だったので、じゃあ原作ってどうなのよ?と思って読んだのだけど、ドラマはあまりに違うのね…。ドラマの方は、超絶はっちゃけた、人の心を弄んで、人の心に土足で踏み込みまくりの、家庭教師がいったい何をしでかすのかさっぱりわからない…けど、見るのをやめられない、っていうドラマだなあ。
もともとは松田優作、長渕剛がやってたんでしょ?と思って、もともとはどんなのだろう、と読んでたんだけど、原作は弟が変わっていく様子が主に書かれているのだなあ。原作とドラマはまったく別物。この原作からあのドラマを作り出す、作り手の凄さを感じるなあ。
今は、ドラマを楽しもう、と思います。
- 作者: 本間洋平
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1984/03/19
- メディア: 文庫
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