日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

鎌倉に行きたいなあ

 貫達人『鶴岡八幡宮寺―鎌倉の廃寺』を読了。鶴ヶ岡八幡宮って、もともとは寺だったの?っていう、考えてもみなかったことについての本。鎌倉時代以降、ずーっと代々、別当という職があって、明治維新まで続いていたそうです。明治維新って、いろんな歴史・伝統をざっくり断ち切った革命だったのだなあ、とこんなところでも思う。
 今は亡き、大銀杏から飛び出して実朝を斬った公暁も、この別当の地位にあったらしいです。へー、知らなかった。

鶴岡八幡宮寺―鎌倉の廃寺 (有隣新書)

鶴岡八幡宮寺―鎌倉の廃寺 (有隣新書)

 そんな感じで鎌倉のことを考えていて、公暁による実朝暗殺とかも暗殺説とかあったなあ、と思いだして、高田崇史QED~ventus~ 鎌倉の闇』を再読。読めば読むほど…北条氏、すげえな。源氏、悲しや…。
 あじさいの季節が近いし、また鎌倉散歩に行きたいなあ。朱印状持って歩きたい。八幡宮行って~、東慶寺行って~、建長寺行って~、と。

QED  ~ventus~  鎌倉の闇 (講談社ノベルス)

QED ~ventus~ 鎌倉の闇 (講談社ノベルス)